講師

清瀬千彰(Chiaki Kiyose)

主な活動領域医療, 職場・仕事, 家族・子育て
ウェブサイトhttps://mindfulness.arimahp.or.jp/
連絡先cp@arimahospital.com

こころの専門病院で、発達特性を踏まえた検査とサポートの提案、再発予防や復職支援にチームで取り組んでいます。ビジネスパーソンや妊産婦さんなど受診しづらい方にも利用いただける多彩なクラスを展開しています。

MBSR

プロフィール

認知療法を日本に紹介された井上和臣先生のもとで大学院より学び、2008年 内海慈仁会有馬病院に入職、日本認知療法研究所所属、2021年より臨床心理室室長。
兵庫県自殺対策支援事業初年度に集団認知行動療法プログラムを策定し他医療機関への指導とサポートを行う。
2011年、全国に先がけて開設された、認知行動療法/マインドフルネスと復職支援専門病棟であるリワーク病棟「六甲」でプログラム策定・運用を担う。学会発表、執筆、専門職向け研修講師等の経験を積む。厚労省認知行動療法スーパーバイズ受講(蟹江絢子先生)、スキーマ療法、弁証法的行動療法、トラウマ治療(EMDR,CPT)を習得し提供。
2020年、心身の不調による労働者のパフォーマンス低下をNIOSH職業性ストレスモデルに基づき精査する「プレゼンティズム検査入院」を全国で初めて立ち上る。
2021年より休職者へのマインドフルネスやセルフケアヨガの提供、事例検討会主催。
2022年より、忙しいビジネスパーソンや服薬できない妊産婦など、様々な理由で精神科受診に抵抗/困難がある人々にもケアが届くことを願い、多彩なマインドフルネスクラス/コースを専門家チームで展開中。

8週間コース受講歴:
-MBSR(マインドフルネスストレス低減法)
-MBCT(マインドフルネス認知療法)
-MBCL(マインドフルネスに基づくコンパッションのトレーニング)

メッセージ

一人一人違う人生経験、得意不得意の中で、自分なりに工夫をしながら頑張って生きてきましたが、今までのやり方では立ち行かない困難を経験しバランスを崩された多くの方々と出会ってきました。今強く感じているのは、1人の人間である自分自身に、いたわりと優しさを持って、理解を深め、共にあり、付き合っていく力の大切さです。
絶対、というものはなく、変わらないものもない中で、出会い、見直し、「今この瞬間」の自分自身にとってのサポートを柔らかく選んでいく力は、私たち対人援助職者にとっても大切だと感じています。私たち一人ひとりが、寛いで、リラックスして、いたわりと優しさを持って、そして喜びを感じながら、一人一人の人々と出会い、その時間が自分自身の栄養にもなっていく。それはとても素敵なことのように感じます。
誰にでも困難はあるということ、コントロールできないものがあるということ。そのような中で、自分自身を、そして出会う人たちをいたわり、優しさや豊かさを感じ生きていくことができたら。
一緒に実践を重ねていくことができますこと、楽しみにしております。

スーパーバイザー

  • MBSR -Ingrid van den Hout

コース提供資格、講師トレーニング

  • MBSR(マインドフルネスストレス低減法)
  • Trauma-Sensitive Mindfulness(トラウマに配慮したマインドフルネス)

その他、活動領域に関連する学位、資格等

  • 公認心理師
  • 臨床心理士
  • 全米ヨガアライアンスRYT500