講師

井上寛照(Kansho Inoue)

主な活動領域一般, 医療, 教育
ウェブサイトhttps://anyoji.website/
連絡先anyojisangha@gmail.com

仏教僧であり心理療法家でもあります。20年以上仏教瞑想の指導経験があり、近年はマインドフルネス瞑想(気づきの瞑想)の普及に力を入れており、MBSR8週間コースとOne-Day Retreatを定期開催しています。

 MBSR  Trauma-Sensitive

プロフィール

21才で仏教僧となるものの、仏教を現在社会にどのように活かしてよいか分からず、自分の道を探りながら職を転々としました。30代に入り心理相談を受けることが多くなり、心理カウンセリングの理論と技術を学び、そのご縁で公立病院の緩和ケア病棟で傾聴ボランティアに携わるようになりました。
そこでがん患者さんの闘病生活に長く関わるようになり、より生きる希望が持てるようなサポート方法を模索する中で、がん患者さんのために開発された米国発祥の心理療法・サイモントン療法に出会いました。
同療法を学び実践するようになり、何より自分自身が安定感を増してくことを実感し、2012年に同療法の認定カウンセラー、2017年に認定スーパバイザーとなり、がん患者専門の心理療法家として活動するようになりました。
サイモントン療法は認知行動療法とイメージ療法を核にして構成されてますが、2015年頃よりマインドフルネス瞑想を取り入れるようになり、私自身もタイ・プラムヴィレッジ主催(ティック・ナット・ハン禅師)のリトリートに参加するなど、マインドフルネス瞑想の実践と普及に力を入れるようになりました
2022年には、IMCJ主催のMBSR講師養成プログラムの一期生として、MBSR Certified Teacherの資格を取得し、現在はMBSR8週間コースとOne-Day Retreatを定期開催しております。

メッセージ

安養寺瞑想実践会では、MBSR8週間コースとOne-Day Retreat(一日瞑想会)を定期開催しています。大自然に囲まれた寺院を広々と使って、幅広い世代の方々がともにマインドフルネス瞑想(気づきの瞑想)に取り組んでいます。
身体感覚や思考や感情への“気づき”を育むことで、自分自身の思考や行動のパターンをよく理解することができるようになり、ストレスに満ちた環境への対処法を身につけることができます。自分の身を置く環境を変えることは難しくても、その環境への関わり方を変えることは可能なのです。
マインドフルネス瞑想を初めて体験される方には、MBSR8週間コースで段階的に実践を積み上げていくことをお薦めしています。また、毎月開催しているOne-Day Retreatに(事前面談を経て)参加していただくこともできます。
ここでは、ボディスキャン・ヨーガ・座る瞑想・歩く瞑想・食べる瞑想などを通して、マインドフルネスにじっくり取り組みます。また、 セルフコンパッション(自分に優しさを向ける)の要素を取り入れた瞑想にも取り組みます。
日常の喧騒から離れて一息つきたい方、心身の調和を取り戻したい方など、どうぞ気軽にお問合せください。

スーパーバイザー

  • MBSR – Ingrid van den Hout

コース提供資格、講師トレーニング

  • MBSR(マインドフルネスストレス低減法)
  • Trauma-Sensitive Mindfulness(トラウマに配慮したマインドフルネス)

その他、活動領域に関連する学位、資格等

  • 高野山真言宗少僧正
  • 高野山金剛峯寺阿字観能化
  • 日本心理学会認定心理士
  • サイモントン療法協会認定カウンセラー
  • サイモントン療法協会認定スーパバイザー
  • MBSR (Mindfulness-Based Stress Reduction) Certified Teacher